漫画ばなし!byかみ兄

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進撃の巨人紹介!③作品の全体の感想

続きまして、作品全体の感想です。

私が進撃の巨人を読んで感じた事は真相が次々と明らかになっていく面白さや圧倒的な力を持つ巨人に多数の犠牲を払い、頭脳を駆使しながら立ち向かっていく勇気・強さです。

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圧倒的に体格・力の違う巨人にまともに戦っても勝ち目がありません。しかし、うなじを切断することで、息絶えることが判明したことから徐々に巨人に対する知恵・対処法が明らかになっていきます。

 

この進撃の巨人という物語は何も分かっていない状態から巨人の始まりに関する出来事が少しずつ分かっていき、話が展開されていくという形式が見られます。その為、話の途中で回想シーンが入ることが多いです。

 

また、エレンの家系であるイェーガー家は実は特別な家系で、父であるグリシャ・イェーガーが物語の後半で重要人物となっていきます。

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全部で34巻という比較的短めな巻数ですが、セリフが通常の漫画よりも多く、かなり読み応えがあるなと感じました。

 

通常の少年漫画というと、主人公やその仲間達は死にかけはするけど結局は死なないパターンが多いですが、この漫画に関しては巨人との戦いにより、常に死と隣合わせな為、戦いの途中で命を落とすシーンが結構ありました。巨人に噛み砕かれるシーンは結構グロいです。

 

しかし、それでも壁内の人間に平和をもたらすべく、『心臓を捧げよ!』という合言葉を発し、立ち向かっていく姿はとても勇敢で、表現は悪いかもしれませんが、昔で言う特攻隊のような精神を感じました。人気漫画ですが、ここまで結末の予想出来ない作品はあまり無いのではないかと思います。

 

ただ、巨人と人間が戦うだけではないという物語の深さ、キャラクターそれぞれの人間模様・心理状況などが細かく描かれた壮大な作品となっております。連載自体は最近終わったばかりなので一気見したい方にもおすすめです。

 

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